蟲師(むしし) TVアニメ 全26話+回顧編
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蟲師(むしし) TVアニメシリーズ
本作のタイトルにも入っている「蟲」(むし)は作者の創作であり、我々が一般的に知っている「虫」いわゆる「昆虫」ではない。「蟲」とは、我々の世界でいえば幽霊や妖怪のような存在がそれにあたるが、作者はそれらの怪異を、一般人には見えない「蟲」という存在の生命の営みから起こる現象と捉え、霊能力者を「蟲師」(むしし)という「蟲」専門の医者、かつ研究者、退治者とすることで、これまでに存在した怪談や霊現象を取り扱った物語とは異なる新たなストーリーを創り出している(但し作中世界においても幽霊等の概念は存在する)。
時代設定については、作者自身特に設定はされていないそうだが、イメージは「鎖国を続けた日本」、もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」といった所との事。ゆえに作中においては、登場人物は主人公を除いて全員和装をしており、登場する風景も日本の原風景を思い起こさせるようなノスタルジックなものとなっている。
物語の語り方として、必ず人物の回想を用いる点が特徴的である。しばしば、回想の中の人物がさらに回想を始めるといった二重の回想まで行われている。その為、ギンコが行動する時間や行動範囲に収まらず、伝聞による時間・世界も描かれている。
本作は、「蟲師」である主人公ギンコが「蟲」により引き起こされる様々な謎を解き明かしていく物語であり、基本的に一話完結で物語が構成されている。
1話 「緑の座」
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2話 「瞼の光」
3話 「柔らかい角」
4話 「枕小路」
5話 「旅をする沼」
6話 「露を吸う群」
7話 「雨がくる虹がたつ」
8話 「海境より」
9話 「重い実」
10話 「硯に棲む白」
11話 「やまねむる」
12話 「眇の魚」
13話 「一夜橋」
14話 「籠のなか」
15話 「春と嘯く」
16話 「暁の蛇」
17話 「虚繭取り」
18話 「山抱く衣」
19話 「天辺の糸」
20話 「筆の海」
21話 「綿胞子」
22話 「沖つ宮」
23話 「錆の鳴く聲」
24話 「篝野行」
25話 「眼福眼禍」
26話 「草を踏む音」
蟲師 回顧編
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蟲師 ~天降る里~ |
『蟲師』(むしし)は、漆原友紀による漫画、およびそれを原作としたアニメ作品、もしくは作中に出てくる架空の職業。「月刊アフタヌーン」(講談社)において1999年から隔月連載中。単行本はアフタヌーンコミックスから第九巻まで刊行されている。
平成15年度文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞、2006(平成18)年度(第30回)講談社漫画賞一般部門受賞、文化庁日本のメディア芸術100選マンガ部門選出。
2005年10月よりフジテレビ系列で、全26話でテレビアニメ化された。文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」アニメーション部門において新世紀エヴァンゲリオン、風の谷のナウシカ、機動戦士ガンダムなどに続き第6位。
2007年3月に監督大友克洋・主演オダギリジョーによる実写映画が公開された(蟲師 (映画)を参照)。
2008年1月31日にニンテンドーDS用ソフト蟲師 ~天降る里~が発売された。アニメのスタッフが再結集し制作。
全26話の放送。第20話までは2005年10月から2006年3月の間、フジテレビ・関西テレビ・東海テレビ・北海道文化放送・テレビ新広島・テレビ西日本で放送された。
第21話以降の6話はDVDのみでの発表予定だったが、好評を受けて2006年5月から6月の間BSフジで放送された。更に地上波のみの視聴者に向けて、東京、大阪、名古屋、札幌、広島、福岡の六都市で「蟲の宴」と題したDVDの第五集収録分(21話~26話、地上波未放送分)の試写会が7月から8月にかけて行われた。また、2006年10月から2007年3月にかけて、BSフジにて、全26話が改めて放送された。ただし、先述の経緯から、21話~26話については、実質再放送である。なお、当作品の地上波本放送終了から半年後に当作品を放映した土曜深夜アニメ枠が復活している。
2006年3月25日、東京国際アニメフェア第5回東京アニメアワード・テレビ部門優秀作品賞を受賞。また、美術監督の脇威志が美術賞を受賞した。
文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」(国立新美術館 2007年1月21日~2月4日)では現代のアニメ作品の一つとして、第1話が紹介上映された。
監督の長濱博史はさまざまなインタビューにおいて「原作に忠実であることを心がけた」と繰り返し語っている。マンガ作品がアニメ化される際には、多くの場合、原作にはあったエピソードが削られたり、逆に原作にはないエピソードが追加されたりといった修正がされるが、アニメ『蟲師』では全くといっていいほど変化がない。「原作と同じ」ということは当然のことのようではあるが、漫画「蟲師」のような独特の雰囲気・空気感を味とした作品において、原作の持つ魅力を損なわずにアニメ化したことは高く評価されている。
また、作画に関して回によっては作画監督5人や助監督2人など、テレビアニメ作品としては稀といえる程力が入っている。
提供ジングルが流れる際に使われた楽器は、インドネシアの楽器でアンクルン。また、これもインドネシアの楽器、ガムランが使われた際にも、単に効果音ではなくインドネシアの伝統を参照してリズムトラックが考えられていたり、今世紀に入ったアニメ作品ではまれなほど極めてアジア色が強い。また、エンディング曲は、その回の内容に合わせ、毎回異なるアレンジがされている。
スタッフ
■ 企画:片岡義朗、松本慶明、高谷与志人
■ 製作:中山晴喜、清水賢治、鈴木篤志
■ 監督・シリーズ構成:長濱博史
■ 脚本:伊丹あき、桑畑絹子、山田由香
■ キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
■ 美術監督:脇威志
■ 撮影監督:濱雄紀
■ 音楽:増田俊郎
■ 音楽プロデューサー:牧野幸文
■ 音響監督:たなかかずや
■ 音響制作:デルファイサウンド
■ OP&EDディレクター:菅原一剛
■ 制作管理:石黒昇(アートランド)
■ 制作プロデューサー:渡辺秀信
■ 制作協力:ADK
■ プロデューサー:田村孔亮、大泉浩之、稗田晋
■ アニメーション制作:ART LAND
■ 製作:『蟲師』製作委員会(マーベラスエンターテイメント、エイベックス・エンタテインメント、スカパー・ウェルシンク)

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